以前小説で読みました。一見、とても倒錯した愛の形で、共感を呼ぶのは難しいのかもしれません。献身的で、自らの犠牲も厭わない。この映画を好意を持って観られない人にとっては、ベニグノは自己中心的なストーカー紛いの人物としか見えないでしょう。それもしょうがないことだと思います。マルコにしても、常軌を逸しているとしか思えないベニグノの言動に怒りを顕わにします。でも、いったいどれだけの人たちが、ベニグノのように大切な人を愛することが出来るのだろう。後悔の別れのあとの出会い。悲しいことばかり続くのは、つらすぎるから。希望が見えたラストだと思いたいです。

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