底なし沼

2004年3月2日
墓穴の底に墓穴を掘り、それを3回ほど繰り返す。

はたと気付き、上を見上げると、空が遠い。狭い。

今の現状。八方塞とは、このこと。
ジョージクルーニーがシヴイ!あのヒゲを見ていると、少し、谷村新司を思い出したが。
三人三様。ずぶ濡れボーイズの、脱獄犯とは思えない歌声に酔いしれてみてください。

気休めでも

2004年3月1日
今日も今日とて国家試験対策。

当然ながら、ダメージは大きい。先生はまだ大丈夫とか言ってくれてるけど。あと1月半。

今日から3月なので、気分一新、日記も一新。

潮時

2004年2月29日 お仕事
大人の世界って、よく分からない。

20代になってもそう思うのだから、10代のころはもっと分からなかったに違いない。
でも、分からないほうが幸せなこともある。そういうことも、ある。
以前小説で読みました。一見、とても倒錯した愛の形で、共感を呼ぶのは難しいのかもしれません。献身的で、自らの犠牲も厭わない。この映画を好意を持って観られない人にとっては、ベニグノは自己中心的なストーカー紛いの人物としか見えないでしょう。それもしょうがないことだと思います。マルコにしても、常軌を逸しているとしか思えないベニグノの言動に怒りを顕わにします。でも、いったいどれだけの人たちが、ベニグノのように大切な人を愛することが出来るのだろう。後悔の別れのあとの出会い。悲しいことばかり続くのは、つらすぎるから。希望が見えたラストだと思いたいです。

発表

2004年2月26日
成績がやってきた。

なかなか良好じゃございませんか?
ここで満足することの無いよう、お願いしますよ。

甘すぎる考え

2004年2月25日
現在、春の国家試験に向けての講習に出ているのですが、例によって、サボリ癖がついてしまいました。楽天的に動くこの思考回路は、長年培ってきたものなので、簡単に変えることなど出来ません。
それでもやはり、危機感が募ります。珍しいことです。ほんと、大げさでなく人生かかってます。
それに何より、私は案外負けず嫌いです。今日、過去問を解いて、自分の今居る位置が良く分かりました。いかに、自分が簡単に考えすぎていたかも。こんなところで終わりたくはありません。

今日から、変わります。

少しは在る変化

2004年2月24日
とても久しぶりに、高校のクラブの人たちと会いました。はっきりいって、意識的に避けてました。今まで。集まりや飲み会にも進んで参加することなく(といっても、バイトやなんかでほんとに行けないこともあったんだけど)、やってきました。
でも今回、とてもすんなり会えました。そりゃ、いつものメンバと会うのとは違う緊張感が私の中に有ったのは否めないですが、少し、ほぐれたような気がします。
無理しない範囲で、やっていこうかと思います。

これってイメチェン

2004年2月20日
今、岡山からイトコが来ています。
大阪の専門に行こうと考えているらしく、学校廻りに余念がありません。
美容系が希望なので、知り合いの美容師さんのところへ行くことにしました。
ついでに、私も髪の毛を切ってもらおうと思い、頼んだのですが、

見事にばっさり、無くなりました。

ずっしりと重かった私の一部だったものは、ただただ床に横たわって、モノと化していました。
びっくりすること請け合いです。

ちなみにタダ。ここが魅力。
「10ミニッツオールダー」観てきました。両方。多くの映画監督さんの短編の集まりということですが、やはり当たりはずれがあるというか、私には理解しがたいものが結構あったのは事実です。

「イデアの森」
正直、解りませんでした(苦笑)。ひとつめの「水の寓話」が特に。一番好きだと思ったのは「星に魅せられて」。科学の進歩は、輝ける部分だけではないということ。必ずどこかに影が出来るということ。そして、悲しむ人が出来てしまうということ。時は、残酷。
ゴダール監督の作品がラストを飾っていたのですが、私の処理可能範囲を大きく超えてしまい、何がなにやら。これは作品があまりに崇高すぎるのか、はたまた只の私の力量不足なのか。おまけに、下手なホラーよりも怖かった。私だけなのだろうか。ちなみに、タクサンの隣の人が私達が恐れ戦いたラストシーンで、椅子を揺らすほど笑っていたらしく、その方が怖かったとか。

「人生のメビウス」
前者よりも解りやすい感触。最初のアキ・カウリスマキの作品が淡々としたもので、私は結構好き。昨日観た「過去の無い男」と俳優さんがほとんど同じでした。中年男女ラブストーリー。すごく幸せそう。若いもんにゃぁ負けません。と言ったかどうかは、さて。
「トローナからの12マイル」もおすすめ。「夢幻百花」のCGが淡い色で綺麗でした。

ビデオ。
「シャンプー台の向こうに」
おもしろい。飽きさせません。個人的には羊達の変身っぷりに戦慄が走りました。
「アバウト・ア・ボーイ」
ただヒューグラントが観たくなったので借りた。いつものたれ目がより一層情けなく見えました。ダメ男似合いすぎ。

父です

2004年2月14日 映画
昨日、ラッセルクロウの映画の試写会に行ってきました。
一人でしか行けなくて、泣く泣く前を歩いている人の後ろを金魚のフンよろしく付いて行ったのですが、私の独断で、またしても遠回りを余儀なくされました。もっと素直にならなきゃ。

それはともかく、映画前にトークショーがあり、其処に出てきたゲスト。

ショーコスギ。

黒いサングラス姿で出てきた彼は、ネタバレも辞さない構えで熱弁を振るう。挙句の果てには自らの英才教育学校のコマーシャルまで。さすがハリウッド。ビジネスライクです。
ちなみに、いつも両足に10kgの重り付けて生活してるらしいですよ。ハリウッドで生き残っていくための秘訣だとか。
あと、忍者映画を撮るそうです。何十億という制作費で。ジャッキーやリーリンチェイなんて目じゃないらしい。楽しみです。

映画自体は面白かったです。船の航海の場面が主だったのですが、ショーコスギの「臨場感あるので皆さん酔わないようにねー」というアドバイスはあまり役に立ちませんでした。
ですが、人の死に様が結構辛くもありました。トータルではなかなか良かったと思います。大画面で見たほうが、迫力はあります。
タクサンと趣味が合う。

そう再認識した、今回のビデオチョイス。

☆多少のネタバレ、あると思いますので、ご注意あれ。

まぁ、「ブルーノ&ニノ」(途中から諸事情により「ニノ&ブルーノ」に)のドツキ漫才というのが大筋ですが、二人を突き動かしているのは、お互いへの憎しみのみ。相手を地獄の底へ蹴落とすにはどんな苦労も厭わない。途中、ブルーノの改心が垣間見られ、タクサンと二人でほろっと来そうになったものの、次の瞬間には「くぉらブルーノ!コノッ!コノッ!」と思ってしまった。
それが、(おそらく)生きている理由にも成っているというのだから、人間って、ほんとわからない。
彗星のように微かに現れ、そして轟音と共に消えていった「ティノ」に乾杯。

遊べや

2004年2月12日
今日はおよばれして、プチ温泉の気分に浸って、梅酒をあおって、ビデオを観て、濃い一夜を過ごします。

今夜は帰りません。

修羅場

2004年2月11日
今のバイト先の状態。

ざざーん ざぶーん

2004年2月10日
潮風は、まだ少し冷たかったです。

季節限定

2004年2月9日
この時季になると、どうも疼いてきます。

私の体細胞の片隅に眠っている、「パティシエ魂」が。
出来上がるものはそんな良いもんじゃありませんが、長年の習慣の末、ついに人生サイクルに書き込まれてしまった行為。
「下手の横好き」という言葉が表すとおり、技術も無いくせにどんどん新しいものへ挑戦する癖有り。
そして。
一度に、大量に作る。
これも悪い意味でポイントです。失敗は成功の母!こんなスローガンを抱えた上昇思考の塊は、覚束無い足取りながらも、日々邁進するのです。
ちなみに、昨日無事にケーキを作り終え、悦に入っていましたが、その後ろには焦げたチョコの屍が横たわっていたという。
・・・めんどくさがりには元々お菓子を作るなんて生理的に合わないんだぁ。
そうは云いながらも、バイト先に配布予定のお菓子を懲りもせず作るロリポなのでした。
ナマコを頂きました。初体験だったのですが、食感を楽しむものらしく、これといった味は無し。強いて言うなら、海の味がしました。溺れたときに実感する、あれですね。
まぁ、嫌いではありません。溺れるのが、では無くて、ナマコを噛んだ感じが、です。ついでに、小さいながらサザエも一緒に頂き、今日の夕食は完全酒の肴状態。ワインを飲み、自家製梅酒を飲み。なんだかオヤジくさくなってしまいました。もう少し考えた方がいいのかも。20代なのだから。

BSでやっていたトラフィックを観て、キャサリンゼタジョーンズが相変わらず(見た目が)弾けていたので、うーん、すごい、と感心してしまいました。あの色気、真似したいものです。

タナ

2004年2月7日
ここのところ着実に数を増やし、生活空間を圧迫しかねない量に成りつつあった本たち。「足の踏み場もない」という、ある種の境界線を踏み越えてしまったため、心を鬼にしてブックオフへ足を運ぶ。要らなくなったCDも共に。チーン。2000円ちょいなり。うーん臨時収入。そこで、心穏やかな私はマンガを購入。2000円なり。袋を抱え、自転車置き場に向かいながら思う。
「置く場所無いから、棚買わな」
そのままホームセンターへ。ちょうど良い大きさと価格のメタルラックを見っけ。即座に購入し、ちいちゃな愛車(折りたたみ・約2歳)の背中に括り付け、転倒の危険を多少孕みながらも無事に帰宅。
そして、大掃除。新しく仲間入りした棚は、完全なる書庫と成りました。

蔵書を減らすべく訪れた古本屋で、得た分だけ買う。そして、溢れることを予想し、棚も買う。

何かがおかしい。そう思ったあなた。心配要りません。

私も帰ってきてから、思いましたから。
後悔先に立たず。後悔してないけど。

他意はないから

2004年2月6日
「リサとガスパール」という、パリで生まれた絵本があります。

白い体に赤いマフラーのリサ
黒い体に青いマフラーのガスパール

「空想上の生き物」という設定の彼と彼女は、思いっきり赤の他人です。
・・・ってこんな紹介の入り方もどうかとは思いますが、とりあえず、行って来ました、原画展。

見た目はほんと、「色違い?」てなかんじ。しかし、今では仲良しの二人も、出会った頃は「似てる」と言われることがどうも癪に障ったよう(ガスパールが)。

自分の為の毎日をいかに楽しくするか、でも、すみっこでは大切な友達のことも思いやってみたり。意地悪なときも、優しいときも、全部はそのときの正直な気持ち。子供だからこそ出来る、思いのままの生活。とっても、ほほえましい。

でも、絵本がやわらかい雰囲気と色とりどりの絵の具で飾られているから良いようなものの、二人はかなりのやんちゃです。ほんと、親は目を離せない。思いも付かないようなこと、やり始めてはものすごいとこに着地したりするんですから。

とっても楽しめましたが、一番笑えたのは「リサとガスパール」ではなく、友達のゾウを助けに、怪物「ドギモヌキ」に変身するイタチの話。ドギモヌキの凶悪そうなキバと、ゾウさらい達のドギモを抜く様は、子供に悪夢を見せること請け合いです。
以前、禁酒を誓いました。
現在、既に破られてます。父親の誘惑と芳しいアルコールに勝てたのはたった1週間でした。
出来ないことは、もうしません。潰れなければ良いんですから。

でも、別に吐いたりしたいわけではないですが、足元がふらつき、意味もなく叫んでしまうくらい気持ち良い。そのラインは何処にあるのでしょう。試みてはみますが、どうも道のりは長いようです。そんな風に簡単になれちゃう人たちが少し、羨ましいです。以前見た、酔っ払って工事の赤い三角コーン被った女の人のようには、絶対なりたくないけど。あの人から、その時の記憶がすっぽり抜け落ちていることを祈ります。死ぬほど恥ずかしいですよ、きっと。

明日で、テストが終わります。と言うわけで、デートです。
タクサンと。

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